映画『太陽を盗んだ男/4Kデジタルリマスター』オフィシャルサイト

TRAILER

NEWS

INTRODUCTION

公開から47年――
現在でも名だたるクリエーターや俳優たちに支持される伝説的傑作が、
初の国内2大修復ラボによる最新技術を結集し4Kデジタルリマスター化!!
1979年10月6日、日本映画史上に強烈なインパクトを放った伝説的傑作映画『太陽を盗んだ男』が封切られた―。各映画賞を総ナメにし、今でも熱烈に支持されつづける本作が、4Kデジタルリマスターでスクリーンに蘇る。
本作は、今からちょうど 50 年前の 1976 年に映画監督デビュー作『青春の殺人者』で高い評価を受け、日本映画界の若き旗手と謳われた長谷川和彦が次作として類まれなる熱量を持って挑んだエンタテインメント大作であり、残念ながら本年1 月に帰らぬ人となった長谷川監督の劇場 2 作目にして最後の長編監督作品。
無気力な若き教師は
たったひとりで原子爆弾を作り上げ、
国家に闘いを挑む――!!
市井の青年が原子爆弾を作ってしまうという挑戦的なテーマ、現在では到底不可能であろう破天荒なゲリラ撮影の数々(坂下門前や国会議事堂に潜入しての撮影、公道でのカーチェイスシーン、日中のデパートから本当に偽札をバラまいて撮影など) 、長谷川監督の妥協なきこだわりによる異例の長期撮影、時の大スター・沢田研二と俳優として脂が乗りまくっていた時期の名優・菅原文太の圧巻とも言える捨て身の熱演は、数々の逸話と共に一大センセーションを巻き起こした。
また、本作は現トライストーン・エンタテイメントの代表取締役会長であり、『新宿スワン』や『あずみ』など数々の映画を手掛けてきた山本又一朗氏が製作を指揮し、『セーラー服と機関銃』『台風クラブ』の相米慎二監督が助監督として、『CURE』『黒牢城』の黒沢清監督が制作スタッフとして参加するなど、スタッフ陣にも後の日本映画界を担う錚々たる面々が名を連ねている。

「報知映画賞」作品賞、主演男優賞(沢田研二)、「毎日映画コンクール」監督賞(長谷川和彦)、「日本アカデミー賞」最優秀助演男優賞(菅原文太)など、映画賞を総なめにした本作。当時「キネマ旬報ベスト・テン」では日本映画ベスト・テン第2位(読者選出日本映画ベスト・テン第1位)だったが、2018年に発表された<1970年代日本映画ベスト・テン>では第1位となるなど、1979年の劇場公開から47年、時代を超えて存在感を増していっている映画史上最も鮮烈なカリスマ・エンタテインメント超大作!

STORY

退屈で無気力な日々を送る中学校の理科教師・城戸誠は、生徒を引率して遠足に出かけた帰りに、武装した老人にバスジャックされてしまう。老人の要求でバスは皇居に向かうが、事件を担当する山下警部が城戸とも協力して生徒たちを救出し、犯人は射殺される。
それを機に、城戸の中で何か大きなものが動き始めた。城戸はかねてより計画していた東海村の原子力発電所からのプルトニウム強奪を実行に移すと、自宅アパートで原子爆弾の製造に成功する。そして、自らを「9番」と名乗り、原爆を武器に警察へ「テレビのナイターを最後まで放送しろ」と要求し、連絡相手に山下警部を指名。続いて城戸は、ローリング・ストーンズの日本公演を要求するなど犯行を続けるが…。

4K CONCEPT

『太陽を盗んだ男』を
令和(いま)に蘇らせる
「4Kデジタルリマスター」の
コンセプト
  • 1979 年当時、フィルムで完成したオリジナルの再現を追求
  • 変更や追加などは行わず、47年前の最良の状態を目指す
ポイント
    • 場所や時代を越え、まるでタイムスリップするかのごとく、当時の空気・熱量をそのままに、昭和の新宿、銀座の喧噪を鮮やかに体感できる最新4Kデジタルリマスターを世界初上映!
    • 最高品質での【オリジナルの再現】を目指すというコンセプトの下、初の国内2大修復ラボ(IMAGICAエンタテインメントメディアサービス×TOHOアーカイブ)体制で、最新技術と精鋭スタッフたちの徹底したこだわりを集結させ作業を実施。
    • 本作の撮影監督でもあり、日本映画界のレジェンドカメラマン・鈴木達夫氏が徹底監修
VIDEO
映像について
1979年の作品完成当時の仕上げ作業を担当したフィルムラボ「IMAGICAエンタテインメントメディアサービス(旧社名:東洋現像所)」がリマスター作業を担当。35mm画原版(オリジナル・カメラネガ)の画像をコマ単位で4K広範囲スキャンしたのち、高解像度でのパラゴミ・傷除去のみならず、最新のデジタル修復技術により明滅や揺れ・ムラを軽減。さらにフィルム上映の質感を目指したグレイン(フィルム粒状性)コントロール技術も導入し、過去マスターを凌駕する最高品質のレストレーションを実現した。

今回、Imagica EMS秘蔵、制作当時のフィルムの明暗・色彩調整を記録した「タイミングシート」を発掘。それを基に、フィルム技術のノウハウを継承する精鋭スタッフたちがオリジナルに忠実な復元作業に当たっている。

仕上げの工程であるスクリーン・グレーディングでは、本作の撮影監督・鈴木達夫カメラマン立会いによる全編全カットの色調確認&最終調整を実施。現在のデジタル上映での鑑賞に最適な仕上がりにチューンアップされている。
AUDIO
音声について
『ゴジラ』シリーズほか、国内クラシック作品修復の仕上がりに定評のある「TOHOアーカイブ(東京現像所の技術承継ラボ)」がリマスター作業を担当。

1979年当時のオリジナル・モノラル音声をターゲットとし、ソースである本作の35mm音原版(オリジナル・サウンド・ネガ)用にカスタマイズしたサウンド専用アーカイブスキャナーを用いて、従来捉えることが出来なかったフィルム・サウンドトラックの隅々までを余すことなくデジタル化。これまで再現不可能だったクリアかつダイナミックなオリジナル・サウンドクオリティを復刻した。

その後の工程では、多数の音声修復ツール、熟練の修復スタッフの手によりフィルムに残された様々な音の成分を徹底的に解析・解明。オプチカルサウンドによるレンジの縮小を可能な限り抑えるとともに、意図して記録された音声のみを抽出することで、当時の”作り手が設計した本来のサウンド”を再現している。